10年前のカーナビで

Nikon FM3A Voigtlander COLOR-HELIAR 75mm F2.5 SL
Nikon FM3A + Voigtlander COLOR-HELIAR 75mm F2.5 SL

10年前のカーナビに導かれて進んで行った。
地図上には川を渡る橋があるはずだったのに、そこに橋はなかった。

橋のなくなったその場所はたくさんのレンゲが咲いていて、彼女は道を間違えたことに怒ることもせずに、楽しそうにレンゲを摘みはじめた。

日が暮れる少し前の出来事。



夏人

Asahi Pentax SP Super Takumar MC 135mm F2.5
Asahi Pentax SP Super Takumar MC 135mm F2.5

夏にバイバイをした。
夏にバイバイを忘れた人はバイバイをするために、
また夏に戻っていった。



仙石原

Mamiya 645 AFD AF 80mm F2.8
Mamiya 645 AFD AF 80mm F2.8

ススキがあふれる仙石原でも撮った。
寒かったからか、すこし不満げ。



ファミレス

hasselblad 500C/M CF Planar 80mmf2.8
hasselblad 500C/M CF Planar 80mmf2.8

ファミレスでも撮った。
2013.01.01という日。



ある日

Minolta TC-1 G-Rookor 28mm f3.5
Minolta TC-1 G-Rookor 28mm f3.5

ある日、大好きな彼女を撮った。
そしてこの前、二人暮らしをはじめて、ちょうど1年が経った。



田舎の景色 #2

SIGMA DP2 Merrill DP2M
SIGMA DP2 Merrill Monochrome Mode

大人になると見えなかったものが見えてくる。
いけなかった場所へも行けるようになる。
時間軸と空間軸の「ずれ」が知らかった田舎の景色を見せてくれる。

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田舎の景色

_SDI0950
SIGMA DP2 Merrill /Monochrome Mode

田舎の景色。
海と山に挟まれた場所。昔、この辺りの家は、家の下に海があって、そこから船に乗って漁に出れたんだって。
うちの曾祖父も漁師で、そうやって海に出ていたらしい。自分が生まれるかその前か分からないけど、国道整備で全部埋められてしまったみたい。
その名残で、この地域で海側にある家は奥行がとても長い。



実家と田舎

sigma dp2m
SIGMA DP2 Merrill /Monochrome Mode

母の実家は新潟県で、そこは海沿いの小さな町。町とはいえない位、今は人が少なく、高齢化と過疎化が進んでる。
子供の頃は毎年、夏と冬に帰っていた。
自分の実家は東京の片隅だけれども、今でも自分にとっての田舎はこの町になる。
それは母がよく実家のことを「田舎」と呼んでいたからにほかならない。そして、釣りをしたり、海で遊んでスイカやアイスを食べたり、夜には花火を海の向こうに見たり。きっと、最も夏休みらしい夏を過ごした場所だからだろうな。
昨年、じいちゃんが亡くなって、ばあちゃんもばあちゃんも後を追うように亡くなって、子供の頃に夏休みを過ごした家は叔父夫妻が住んでいる。
もう、そこに帰ればじいちゃんやばあちゃんが居る田舎は無い。
町の景色も町興しの小さな商業施設ができ、それ以上に廃屋らしき家が増え、変わっていく。
それでも、自分にとっての田舎はこの町になる。
親の世代では田舎と実家が同じだったのかもしれないが、自分にとってその言葉が同意ではない。



森の中

FM3A + Ai Nikkor 35mm f1.4
Nikon FM3A + Ai Nikkor 35mm F1.4

雨の降る静かな森の中。
こっそりのんびり過ごすにはとても素敵な場所。

大阪へ向かったこの日、雨がすごくて大阪市内は大雨洪水警報が出ていて、その近くとあって雨が激しかった。
そんな中でも不思議なコトに、この場所でカフェオレを飲んでトーストをかじると落ち着いてしまう。
こんなにも雨を見つめるなんて、ここ何年も無かった。
葉に土に雨粒があたって、パッとはじける。
ただそれを見つめる時間。



タバコの光

Sigma DP1 merrill DP1M
SIGMA DP1 Merrill

静かに更けていく井田の海。
町の光よりも、釣り人がタバコを吸うためだけに灯した
ライターの光がまぶしい夜。