NIKON F100

One Day #115

Nikon F100 + Ai Nikkor 35mm f1.4
Nikon F100 + Ai Nikkor 35mm f1.4

最後にスキャニングをしたのはいつかなーとパソコンの中を確認していたら見つかった懐かしい写真。
大雨洪水警報が出ている中、としさんと妻と大阪まで車を走らせ、大阪を旅していた二人と会った。
篠山はちょっと遠くて、まだまだ息子と行ける気はしないけれど、行けたとしたらcolissimoの柱に身長を刻めるかな。
もういっぱいで昔みたいに背は刻ませてもらえないかな。
なにより、この時にここにいたこの面子で、もう一度ここを訪れることはきっともうできないんだろうな。
だからこそ精一杯、「今」をのんびりと過ごそうと思う。



One Day #15

F100 SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
F100 + SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO



One Day #14

F100 + SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
F100 + SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO



柱の記憶

Nikon F100 + Ai Nikkor 35mm f1.4
Nikon F100 + Ai Nikkor 35mm f1.4

背をはかる。
そして柱に書きとめる。

そんな素敵なことができるギャラリー&カフェに出会えたことが嬉しい。
東京からは遠く、なかなか行くことのできない場所だけど、また訪れたい。

次に訪れた時は、柱に書きとめたえみちゃんの背の横に落書きをしよう。
仲良しなふたりがまた此処を訪れた時、笑える何かをゆいちゃんと相談しながら柱に書き加えたい。



嫉妬

Nikon F100 + AF-S Nikkor 50mm f1.8G
Nikon F100 + AF-S Nikkor 50mm f1.8G

仲良しなふたり。
ときどき彼女を奪われて、ときどき嫉妬。
でも彼女も嬉しそうにしてるから、結局嬉しい。

大阪ではお世話になりました。
3日間も時間を作ってくれてありがとう。
おかげで楽しい大阪時間になったよ☆



グループ写真展「room」に参加します

Nikon F100 + SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO

とっても久しぶりの更新となった挙句に、展示のお知らせです。
2013/8/2より、町田サイトボックスにて行われるグループ展「room」に参加します。
カフェ併設の場所でのんびりしながら写真を見る事が出来る居心地の良い空間です。
もしお時間ありましたら、是非遊びに来てください。
在廊予定は8/5、8/11を予定しております。

写真展の概要は下記の通りです。
・期間 2013.8.2(金)~8.11(日)
・時間 11:30~23:00(日曜日は17:00まで。月曜日は17:00よりスタート)
・出展作家 小山田 喜佐/蛎崎 洋/菊永 麻友/縞/田辺かすみ/chell∞/P5000/PENS/めめ
・アクセス http://sightbox.jp/access/



切り捨てること

Nikon F100 + AF-S Nikkor 50mm F1.8G

不便な車、非経済的と呼ばれる車。
それが自分の乗っているロードスターという車です。

2人しか乗れない、荷物が積めない、雨漏りがする、小さいくせに税金はいっちょまえに普通車と同じ。屋根が開くと言うことを差し引いても一般的にはデメリットが多すぎる。
そんな車に乗っています。

でもね、デメリットと感じるかメリットと感じるかは紙一重だったりするから不思議だ。デメリットだらけのこの車の最大のメリットは、自分に「切り捨てる」ということを強要する事。
具体的に言うと、荷物が積めないというのは、本当に必要なモノだけを積むことを強要する。
2人しか乗れないというのは、独り身の自分にとって、なぜその人なのかという事を考えさせることを強要する。
なんでもこなす昨今の車は本当に便利だと思う。友達もたくさん乗れるし、荷物もたくさん積める。きっと自分がそんな車に乗ってしまったら、便利さに甘えた生活をしてしまうだろう。
フィルムカメラと似ていて、何かをしたいと思った時、考えさせてくれる。36コマという限られた中で、お前が本当に撮りたいものは何なんだと問いかけてくる。

自分は切り捨てることがとても苦手だ。
だから、道具が切り捨てることを強要してくれないと、甘えが出てしまう。
自分にとっての何よりのメリット、それは「自分にとって本当に大切なもの」を考えさえてくれるということ。



大物

NIKON F100 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D (IF)

この角を曲がると海が見えなくなる。
振り返れば、挨拶した時も、さよならをした時も座ったままだったおじいさんが、
立ちあがっていた。
孫に海の魚が見たいと言われていたと語ってくれたおじいさん。

今朝の釣りをあきらめたのか、それとも大物が釣れたのか。
きっと大物だろう、そんなことを思いながらこの道の角を曲がった。



海の上で

NIKON F100 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D (IF)

いろいろと語ってくれた。
魚のこと、海のこと、そばにある美味しい干物屋や戦争のこと、両国のちゃんこのこと、お孫さんのこと。
御年88歳、ここで釣りをして3日目という。
さすがに3日間、魚ばかり食べてると飽きると言っていたけれど、釣り糸はまだ波間を彷徨っていた。

戦争のことを語ってくれた顔には悲しさと、過ぎ去ったことを受け入れる強さがあって、
その表情はとても優しかった。

写真を撮らせて頂いた時もかわることなく、穏やかに海を見つめていた。

 



桟橋の向こう

 

NIKON F100 + AiAF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D (IF)

前日に宿を予約して、房総を旅してきた。
道中、誰もいない桟橋の奥でひとり釣りをしているご老人がいた。

この日の海は、まるで砂時計のように静かに時を刻んでいて、
気がつけば、この方とずいぶんと話をしていた。