ええ、もちろん自分から自分へのクリスマスプレゼントです。
手にしたのはMinolta TC-1というカメラ。
ここ数年、年に数回TC-1が欲しいという発作を起こすたびに、「これ以上フィルムカメラを増やしてはいかん!」と自分に言い聞かせ、自分の心を偽ってきたのですが、それも限界を迎えたようです。
きっと以前借りて使ってしまったのがいけなかったんでしょう。
あの時の感触が忘れられずにとうとう買ってしまいました。
名刺程度のサイズしかないのに、あれだけメカニカル感が凝縮され、持ちやすく、写りもとても良いというCONTAX T3とは違った描写をする完成度の高いカメラ。もうね、小さすぎても精密感がすごくて工芸品なんじゃないかと思ってしまう。
それに、ウチの親爺が昔使っていたカメラがミノルタだったので、ひとつくらいミノルタのカメラを持つべきなんじゃないかという思いもあった。自分が小さいころの家族写真はミノルタ、そしてMCロッコールで撮られていたから。近年ロッコールが搭載されたのはこのTC-1だけ。
このカメラについては良いこと悪いこと多々あるけれど、それでも壊れるまで使い続けられる愛せるカメラには違いはない。
ということで、これからお世話になります、TC-1。
こんにちはです。
持たれるべき道具が、持つべき人のところに行くのだと思います。
そしてそれは、僕自身へ向けたフォローの言葉でもあります(苦笑)。
社会人を休止して残念に思うのは、感材含め、こういう試行錯誤に没頭するわけにはいかなくなったことです。
自分の写真を追求するのもいいけど、道具を研究して何が悪い!? という。
そうです、そうです。
料理人が包丁に、画家が筆にこだわるように、写真をやる人間として道具もこだわっておきたいんです。
、、、ま、所詮物欲を肯定するために言ってみただけなんですけどね 笑
社会人復活をなしとげた日には、是非M42の道なき道を極めてくださいませ☆
あと、この前の撮り歩き写真、やっとスキャンが終わりました!
年末年始のプリントは混みまくっていそうなのですが、なんとか1月中にはみんなで持ち寄りましょう!
ではでは、寒いので身体に気をつけてください。
また来年もよろしくです☆