最近、息子はフォークやスプーンで食べれるととても嬉しいのかにこにこする。
作り笑いなんじゃないかってくらい顔全体で笑顔を作っていて、それはそれでとても可愛い。もちろん、まだまだ自分で使って食べれるのではなく、刺して渡して「ぱくっ」というリズム。
それでも親と同じように食べれることが嬉しくてしょうがないらしい。そしてやっかいなのがせっかちな性格と嬉しいときに手をぱちぱちさせる癖。
フォークで刺して渡した時点で嬉しくなってしまって、手をぱちぱちさせる。
その勢いでジャガイモやニンジンが空に飛んでいく 笑
「ぱくっ」てする頃にはフォークに何も刺さっていなくて笑顔が消えるんだけど、自分のせいだからね!って言い聞かせる。
そんな毎日の食卓。
今使っているテーブルは二人暮らしの時に、実家そばの雑貨屋さんで見つけた古い天板と古い鉄足を組み合わせたもの。
天板と足が固定されていないし、三人暮らしには狭くなってきたからそろそろちゃんとしたダイニングテーブルがほしい妻。
この雰囲気と狭いくらいの密着間が嬉しくてもうちょっと使っていたい自分。
今、息子が使っているのは秋田木工さんの椅子。
なんでも妻が子供の頃に使っていた椅子が実家から見つかったらしく、もって来てくれた。
この椅子もゆりかごと同じく、時間を越えてやってきてくれたんだなーと思うと嬉しい。
時間とともに「暮らし方」を変えていかなくちゃいけないのはわかっているのだけれども、
時間を越えて、今の暮らしの中に来てくれたモノ達と別れなきゃいけないと思うのは、なかなかね。
晴れた朝は、やさしい光が入ってきてくれる。