>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S

最短撮影距離での絞り開放撮影ですが、色の滲みが美しく表現されます。

>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S

秋の高い空と、すこし枯れ始めた木々。空をより高く見せる24mmという焦点距離は、広角らしさと扱い易さを兼ね備えています。

>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S

逆光という悪条件のなかで、画面右にゴーストが発生しておりますが、目立つゴーストはこれくらいです。比較的ゴーストにもフレアにも強いレンズです。

>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S

最短撮影距離付近で、ややパンフォーカス気味に撮影。24mmともなると、さすがに被写界深度は深いけれど、無限遠は被写界深度外でした。

>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S

周辺光量落ちが目立つけれど、移りゆく時間とともに変化するわずかなトーンを捉えることもできる、そんなレンズです。

>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S



>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S

絞りはF5.6ですが、D200でも十分高画質です。もともとフルサイズをカバーするレンズなので、画質の高い中心部を使うためだと思われます。

>拡大表示

Nikon FM3a +
Ai Nikkor 24mm F2.8S




NIKON FM3a

非常に色の再現が優美なレンズ。美しい色彩を撮影し出来上がったポジからは、美しい色彩はそのままにわずかに滲んだ優美さを含んできます。開放絞りの近接撮影では顕著にこの状態が発生し、見たままの景色をそのままに表現しない、このレンズ独特の味があります。すこし絞るとこの状態は消え、キレの有る美しい色彩再現を発揮します。
色については特徴的な写りをしますが、このレンズもこの時期に登場したAi nikkor と同様、線がやや太くあつぼったい写りは変わりません。そのため、美しくも力強いコントラストがあり、線の細い美しさとは違うダイナミックな美しさ表現するのに向いているのかもしれません。歪曲収差はAi nikkor 28mm F2.8Sほどではないですが、比較的よく補正されていると思います。ただし、設計の古さは否めず、最新のズームレンズの中間域に24mmがある場合、単焦点レンズの優位性を感じられないのも事実であり、周辺の像の流れや後ボケの乱れがやや気になるレンズでもあります。

絞り始めると、色の滲みもなくなり、それなりにシャープな像を見せますが、色の美しさは変わらず、光の透過性の高さが感じられます。
広角レンズ特有の広がりの有る描写と、その美しい色描写は、わずか4mmしか違わないAi nikkor 28mm F2.8S とは違った世界を持っています。
スペック的には、特に目立つものは何一つ無いレンズですが、色彩表現にその趣を置いた少し風変わりなマニュアルニッコールです。

余談ですが、私が本格的に写真を始めた時は、NIKON FM3a と このAi nikkor 24mm F2.8S からでした。
初めて買う一眼レフカメラと一緒に購入しようとしていたのは、ただただ、安くて広く写せるレンズというだけだったのですが、この組み合わせで写真を撮ることの楽しさ、ポジフィルムに写された色彩の美しさが、私を写真の世界に引きずり込んだようなものです。







発売年月

81/10

販売終了年月



フード

HN-1(別売)

レンズ構成

9 群-9 枚

ED レンズ

0 枚

非球面レンズ

0 枚

画角

84°

絞り羽根枚数

7 枚

最小絞り

22

最短撮影距離

0.3m

最大撮影倍率

1/8.8

フォーカス制限切替スイッチ

なし

質量(約)

275g

最大径×長さ(約)
(先端よりバヨネット基準面まで)


63×46 mm

キャップ

スプリング式

ケース

CL-30S (別売)

三脚座

なし

前側外部フィルター取り付け枠の回転

回転しない

前面外付けフィルターサイズ

52mm(P=0.75)

差込式フィルターサイズ

−−−

内蔵または後端部フィルター

−−−

円偏光フィルター適否

使用可能

円偏光フィルターII適否

使用可能(専用フードHN-1付では∞時に僅かにケラレが発生)。

TC-201S

使用可能

TC-301S

使用不可

TC-14AS

使用可能

TC-14BS

使用不可

TC-20E/20E II

使用不可

TC-14E/14E II

使用不可

AF-3

使用可能(0)

AF-4

使用可能(1)
( )内の数字は装着可能なフード (AF-3:HN-36/AF-4:HN-37) の枚数を表す


赤外指標

あり

付属品

52mm スプリング式前キャップ・裏ぶた LF-1

絞り環の有無

あり

距離目盛の有無

あり

バヨネットリングの材質

金属

備考


NIKON Ai nikor 24mm F2.8S

NIKON Ai nikor 24mm F2.8S

NIKON Ai nikor 24mm F2.8S

NIKON Ai nikor 24mm F2.8S



MTF/AiAF Nikkor 24mm f/2.8D


 ※ 図はレンズ構成の変わらない AiAF nikkor 24mm F2.8D のMTF曲線を使用しています。
 そのため、コーティングの変更などにより、必ずしも同一性能とは限りません。





>> Pensimplesのホームへ>> 機材一覧のページ

Copyright ©2005-2011 http://pensimples.sunnyday.jp/ & *pens.